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鍛えすぎるとデメリットになる?

ふくらはぎ筋肉役割

鍛え方ポイント

累計5000名以上を対応してきたジムの

キャリア20年のトレーナーがお伝えします。

from 宇都宮 裕

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下半身を鍛える、、、

 

そんな時によく引き合いに出されるのが、ふくらはぎの筋肉です。

ふくらはぎの筋肉は、地面を蹴る動きで使われたり、心臓に血液を押し戻して血液循環を助けるポンプ作用があるので、健康面でも歩く動きや走る動きの中でも大切な役割を持ちます。

 

もしかすると、あなたも日々、意識してトレーニングされているかもしれません。

ただスポーツでも日常でも、しなやかに動くためには あまりこの筋肉を鍛えすぎない方がいい、ということをご存じでしょうか?

今回の記事では、、、

✅なぜ鍛えすぎない方がいいのか?

✅代わりにどういった部分を鍛えていくといいのか?

 

等ということについて解説していきたいと思いますので、こういった内容にご興味ある方は、ぜひ最後まで見てみてください。
 

ふくらはぎの筋肉を
​鍛えすぎない方がいい理由

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ちょっと思い出してみてください。

しなやかなでスピーディーな動きをしている黒人アスリートのふくらはぎを。

細くて引き締まっている方が多いですよね。実際、スポーツに限らず、良い姿勢で颯爽と歩く人もふくらはぎが太い人はあまりいません。

​それには次のような理由があります。

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①ふくらはぎが太くなることで重りになる

ふくらはぎの筋肉を強く使って鍛えていくと、ふくらはぎの筋肉自体が大きくなってきます。

この状態は、常に脚の先に重りをつけているような状態になりますので、しなやかに動きづらくなります。

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②足首を強く使う動きがクセづき 疲れやすくなる

 

ふくらはぎを鍛えるエクササイズ等をしていくと、ふくらはぎの筋肉が影響する足首を強く使う動きがクセづきやすくなってしまいます

ふくらはぎの筋肉は、お尻や太ももの筋肉に比べると、あまり大きい筋肉ではありませんので、その筋肉を酷使していくような動きがクセづくと、疲労が蓄積しやすく、疲れやすい状態になってしまいます。

ですので、、、

つま先立ちになってふくらはぎの筋肉に力を入れる、つま先だけでのジャンプを繰り返す…等ということもあまりしない方がいい、というわけです。

ふくらはぎは

筋肉の太さより柔軟性が大事

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ふくらはぎの筋肉には筋肉の太さというよりも、柔軟性や弾力性が求められる場所です。

冒頭でお伝えしたポンプ作用を考えて頂くとわかりやすいと思いますが、心臓に血液は全身をめぐりますが、足先にめぐってきた血液は重力の影響があるので、自然には心臓の方へ戻っていきません。

これを押し戻す役割の多くを担っているのが、ふくらはぎの筋肉です。

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ふくらはぎの筋肉がタイムリーに緩んで、縮んでを繰り返すことでポンプの様に動き、血液を心臓へ送り戻すのを助けています。

ふくらはぎの筋肉を硬く鍛えてしまうと、このポンプ作用がスムーズに働きませんので、柔軟性や弾力性が必要になるというわけです。

歩く、走る等の動きでは

ふくらはぎ より骨盤が大事

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前述のように、歩く、走る等の動作の中でも、このふくらはぎの筋肉が過剰に緊張するような使い方は疲れやすく、しなやかに動けません。

大事なことは、足首で地面を強く蹴るのではなく、骨盤が足首、ひざの上に乗りこんでいくことで前に移動する力を生み出すこと。

お尻やもも裏等の大きな筋肉が使えるので、疲れづらくしなやかな動きになりやすくなります。


またこういった動きを繰り返す中で、自然にふくらはぎも良い形で使われるので、必要な筋力、柔軟性は高まってきます。

​■実際に骨盤がひざの上に乗り込んでいく動作のイメージはこちら↓↓↓

より効率よく

ふくらはぎの柔軟性や骨盤の機能を

​高めたい方は…

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柔軟性を高め、関節の動きスムーズにしながらしなやかに動ける身体づくりができる初動負荷トレーニングがおススメです。

負荷も軽く、身体への負担も少ないので、お身体の故障や不調を抱えている方も無理なく行って頂けます。

 

詳細はHPにまとめていますので、ご興味ありましたら是非そちらもチェックしてみてください!

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■この記事を書いた人

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宇都宮 裕(うつのみや ひろし)

​ワールドウィング雲水グループトレーナー(キャリア22年)

2006年鳥取県のワールドウィングエンタープライズにて初動負荷理論を学び、初動負荷トレーニング指導士となる。2008年ワールドウィング小牧店開設時に小牧に移籍し、現在に至る。現在まで累計4000名以上の方のトレーニングや身体の使い方、姿勢、歩き方等をサポートしている。

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